ウォーターサーバーライフをより豊かに彩るメーカー純正オプションをチェック!
ウォーターサーバーの基本的な機能は、いつでも好きなときに熱いお湯や冷たい水を出せること。また最近のモデルでは、自動で内部をクリーンにしたり省エネモードがあったりと、より高機能になってきている。そんなウォーターサーバーをもっともっと便利に使いこなしたいという人のために、さまざまなオプションを用意しているメーカーもある。今回は、そうしたウォーターサーバーのオプションアイテムについて調査してみた。
◆ボトルを置いておくのに便利なグッズ
ウォーターサーバーは、水の入った容器を取り付けて使う。これはメーカーによって形状や呼び名が違うことがある。大きなビンのような形のボトルタイプが一般的だが、ビニール袋のような柔らかい素材のものや、水の入ったパックが箱に入ったものなど何種類かある。
ボトルには、非常にガッチリと作られたものがある。この堅固なボトル「リターナブル方式」に採用されていることが多い。これは、使い終えたボトルをメーカーで回収し、リユースやリサイクルするやり方だ。ボトルを洗浄して再利用することから、ゴミが出ず環境にやさしい利点があるが、ボトル自体がタフである必要があるため厚みがあったり、使用済み容器は捨てずに取り置いておかなければならなかったりする。
そんな交換用水ボトルの置き場所の問題を解決するために、「アクアクララ」では専用のグッズを用意している。その1つが「レギュラーボトル用3段ラック」。金属パイプでできたシンプルな構造のラックで、3本のボトルを載せることができる。上下方向縦1列になるよう作られているので、約1本分の床面積を占めるだけですむ。回収されるまでの空のボトル置き場にしてもいいし、2つ買って1つは未使用ボトルで1つは空ボトル置きなんていう使い方もアリだろう。
他に「レギュラーボトル用スタッカー」といって、2つのボトルを直接上下につなげて置いておける便利グッズもある。2段しか積めないが、普段ストックしているボトルの数が少ない人に向いていそうだ。
「ボトルを置いておく」というのは、室内での収納に限らない。「うるのん」では、「ウォーターボトル宅配ボックス」を別売りしている。これは、ふたのついた四角い丈夫な箱で、玄関の前などに出しておき、配送されたボトルを中に入れてもらうというもの。メーカーによると、雨やホコリに強く、強度も高いプラスチックダンボールという素材でできているとのこと。
不在が多く受け取れない人のために役立つオプション商品も
不在が多くてボトルを受け取れない人にとっては、ありがたい存在だ。「置き配」の場合、ボトルがむき出しだと汚れてしまうし、心無い人にいたずらされる危険性もある。このボックスに入れてもらえれば雨風は直接当たらないし、他人の目からも隠せる。また「宅配用」とはいうものの、室内でボトル入れに使っても構わない。使わないときはコンパクトに折りたたんでおけるのもうれしい。
「コスモウォーター」の会員用のオンラインストアでも、宅配ボックスを販売している。同社の水のボトルが2本ちょうど入る大きさで、これも折りたたみ式だ。2メートルの金属ワイヤーが付属しており、ドアノブや玄関柵などに掛けておけば盗難防止になる。
収納系グッズではないが、同社の「ポータブルスタンドセット」も1つあると便利だ。金属パイプを組み合わせた簡素な構造だが、ボトルの口が斜め下を向くように置くことができる。そして、付属のノズルをボトル先端に取り付けると、サーバーを介さず水を出すことができるのだ。災害で電気が止まってしまったときに役立つだけでなく、折りたたむことができるので、アウトドアレジャーの際の飲料水としての活用もOKだ。
◆水素水生成器のオプションも
単なる水ではなく、炭酸水や水素水などを飲みたい、使いたいという声もある。「キララ」には炭酸ガスを作れる機能があり、「アルピナウォーター」には水素水を作れるサーバーがラインナップされている。本体自体にそうした機能が搭載されている機種は多くないが、ニーズに応えるために、生成器をオプション的に用意しているメーカーもある。
「クリクラ」では、「マジックポット」というオリジナルの水素水生成器を用意している。専用のタンブラーにウォーターサーバーからの水を入れ、水素を発生させる機器の上に置くと数分で水素水が出来上がるというものだ。同社によると生成は、広く採用されている電気分解ではない方式で行うため、クリクラの水のおいしさが損なわれることがない点がメリットという。濃度は2段階に調節可能。
メーカーのオプション商品で水をさらに楽しみたい
ウォーターサーバーメーカーでは、ウォーターサーバーをさらに便利に使えて水をおいしく飲めるよう、オプション類にも力を入れることが多くなってきた。ウォーターサーバーを使っていて何か物足りない点を感じたら、コールセンターで相談したり、メーカーのサイトでアイテムを探してみたりしよう。特に会員向けのページは情報が豊富なので、希望に適うものが見つかるかもしれない。その際、オプション系の商品は在庫が少ない場合もあるので要注意だ。