ウォーターサーバーを徹底比較!

お店にウォーターサーバー発見! その理由をオーナーに聞いてみた

お店にウォーターサーバー発見! その理由をオーナーに聞いてみた

 最近では、街中の様々なお店でも目にするようになってきたウォーターサーバー。日本の飲食店ではいわゆる「お冷や」を無料で提供するのが通例だが、わざわざウォーターサーバーを設置している店は、なぜそうしているのだろうか? 今回はウォーターサーバーを設置している飲食店やネイルサロンに、導入した経緯とその効果を聞いてみた。

コスモウォーター

◆鉄板焼き店がウォーターサーバーを置いている理由

 愛知県の豊橋駅から徒歩2分の場所にある「廣島鉄板焼 掬び(ムスビ)」は広島焼きなどを楽しめる居酒屋で、2017年のオープン当初から、主に愛知県を中心に流通している「アクアマジック」というメーカーのリターナブル方式のウォーターサーバーを設置している。店長の永田さんに、ウォーターサーバーを導入した理由を聞いた。

ウォーターサーバーを店に置いている『廣島鉄板焼 掬び』

ウォーターサーバーを店に置いている『廣島鉄板焼 掬び』

「一番の理由は、いつでもおいしいお水をお客さんに提供したいと考えたからです。水のおいしさや安全性に関しては、ウォーターサーバーにはかなわないと思っています。浄水器はイマイチ信用できない気がしたし、他の選択肢はなかったですね。従業員も普段から飲んでますよ。月に80リットルは消費しています」

 数あるメーカーの中から、なぜ「アクアマジック」を選んだのだろうか?

「軟水の味が好みだったからです。私の自宅でも『アクアマジック』を使用しているので、味は知っていました。他の機種の検討や乗り換えも考えたことはないです」

「アクアマジック」は軟水で、公式サイトによれば不純物をほぼ完全に除去した純水に、100%天然の良質ミネラルを添加しており、“健康”と“おいしさ”を実現しているという。実際に「アクアマジック」を選んで良かった点を、永田さんに聞いてみた。

「良い点はサーバーのレンタル料がないことですね。水の料金以外には、メンテナンスというかフィルター代が数か月に1回、3000円ほどかかるぐらいなんです」

「アクアマジック」は“宅配”も“レンタル料”も無料。サーバー専用の抗菌カートリッジ「クリーンセイバー」を6か月ごとに交換することで、銀イオンの働きでタンク内、配管から蛇口部分まで殺菌し清潔を保つという。

店に設置してある「アクアマジック」のウォーターサーバー

店に設置してある「アクアマジック」のウォーターサーバー

 では、ウォーターサーバーを導入して、どのようなときに一番メリットを感じるのだろうか?

お湯割りなどを頼まれたときに、すぐに用意できるところが便利ですね。お酒を頼まれない人や、お酒を飲みすぎた人にもウォーターサーバーの水を提供しています(笑い)」

 お店で水を出された際に、「これってどんな水? 水道水??」と思った経験はないだろうか。飲食店で常に、ウォーターサーバーの安全でおいしい水を提供してもらえるのは、客側にとっては限りなく嬉しいサービスだ。

◆サロンがウォーターサーバーを選んだ理由

 東京の代官山にあるサロン「Kleur(クルール)」は、ネイルの他、まつ毛エクステ、フェイシャルなどの施術も行っており、額田さんが一人で経営している。4年前にサロンをオープンした際、「amadana(アマダナ)ウォーターサーバー」を導入したという。

「Kleur」に置いてある「amadana」のウォーターサーバー

「Kleur」に置いてある「amadana」のウォーターサーバー

「お客様にお水をお出しするときにウォーターサーバーを使って、コーヒーや紅茶用のお湯は浄水器のお水を沸かして使っています。お茶を出すときは『サーバーを使って勝手に自分で作ってください』というよりは、あえてこちらから一手間かけたいんです」

 浄水器とサーバーの水を使い分けているようだが、浄水器があるにも関わらず、なぜサロンにウォーターサーバーを設置しようと思ったのだろうか?

夏場に冷たくておいしいお水を提供したいと思ったからです。実際に『冷たいお水が欲しい』とお客様から言われたらすぐに用意できていますし、常連さんはセルフサービスで飲まれる方もいらっしゃいます。私自身もお店では、ウォーターサーバーのお水を飲んでいますよ」

 では、なぜ「amadana」のウォーターサーバーを選んだのだろうか?

「見た目を重視して選びました。あと、レンタル料やお水のノルマがないところにも惹かれましたね。サーバー本体は買い取りましたが、それでもトータル的に見てお得だと思いました

 確かに、「amadana」のウォーターサーバーは白を基調とした店内のインテリアにマッチしている。サーバー本体を支える木製置台は、別売りで白とブラウンの2色から選べるのだという。

「Kleur」で使用している木製置台は「ブラウン」

「Kleur」で使用している木製置台は「ブラウン」

 額田さんは4年前にサーバー本体を買い取ったそうだが、「amadanaウォーターサーバー」の現在の申込先は、水の定期購入を基本とする「プレミアムウォーター」に変わっている。

額田さんは、当時サーバーの本体を買い取ったので、メーカーから水の定期購入をしていないというが、では水の注文はどのように行っているのだろうか?

「お水はネットで買っています。ネイルの素材を注文するサイトに『amadanaウォーターサーバー』用のお水も売っているんです。なので、仕事で使うツールを購入するときに、ついでに注文しています。注文は2か月に1回、12リットルを2箱注文しています。2~3日で届くので、ストックの置き場所には困りません。それに、ボトルは潰して捨てることができるのも利点ですね

 ちなみに『プレミアムウォーター』でサーバーのレンタルを選んだ場合は、水の送料が無料。「PREMIUM Baby Club」(プレミアムウォーター マムクラブ)や「ずっとPREMIUMプラン」などのプランを選ぶと、天然水の価格がお得になるようだ。

額田さんにウォーターサーバーを導入して良かった点を聞いてみた。

「ウォーターサーバーがあると、お客様に自由に飲んでいただけるのは助かります。あと、自分でお水を買ってくると重いじゃないですか? 買いに行かなくても届けもらえるし、楽ですね。ウォーターサーバーにして良かったです」

「プレミアムウォーター」の天然水は、「富士吉田」、熊本県の「南阿蘇村」、そして島根県の「金城」と産地を選ぶことができ、全て12リットルのボトルがあるが「富士吉田」のみ7リットルのボトルもある。

「一度、7リットルのボトルを注文してみたのですが、交換の頻度が多くなってしまうので、12リットルのボトルを選んでいます。女性でも持ち上げられる重さなので、交換も苦ではないですよ」

※amadanaウォーターサーバーは2021年5月9日をもちまして新規申込受付を終了しました。    

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 以上、飲食店とサロンというジャンルの違う店のウォーターサーバー事情を紹介したが、使い勝手や消費する水の量、味の好みなど、その店に適したサーバーはそれぞれのようだ。しかし共通していたのは、あえてウォーターサーバーを導入した理由として、お客さんへのサービス精神が一番にあるところ。お店への信頼感という点では、こうしたこだわりにも注目したい。

   
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