ウォーターサーバーを徹底比較!

ウォーターサーバーの水で作ってみたい! 話題の水素水生成器

ウォーターサーバーの水で作ってみたい! 話題の水素水生成器

 ここ数年注目されている水の一つに「水素水」がある。炭酸水と並んでブームになっており、缶やペットボトル、パウチに封入された水素水製品のバリエーションも多い。水素と聞くとかなり特殊な設備が必要と思えるが、手軽に手に入り自宅で簡単に作れる生成器もいろいろある。そこで今回は、水素水生成器の最近の売れ筋や購買層などについて家電量販店の店頭で聞いてみた。

コスモウォーター

◆一度に大量の高濃度水素水を作れる機種も

 東京都内の家電量販店で浄水器やポットなど、飲料水に関するジャンルを担当する、販売員のAさんはこう話す。

「ある種の機能や効果が話題になっている水には炭酸水と、この水素水があります。問い合わせの件数としては、やはり炭酸水が圧倒的に多いのですが、水素水もじわじわと増えてきている感じです」(Aさん、以下「」内は同)

 Aさんによると炭酸水生成器については、飲食店などでシューッと入れる様子も知られているせいか、家庭用の機器もあるだろうと考えている人は少なくないそうだが、水素水生成器は店頭で見て初めて知る人のほうが多いとか。生成器の購買層は炭酸水が若い世代が多いのに対し、水素水は比較的ミドル世代以上が多いとのこと。

水素は健康関係の番組や記事で取り上げられることが多いので、体調面を気にされる世代の方が多いのだと思います。実際に健康効果について聞かれたり、アンチエイジングとか抗酸化力などについてお話をされていくお客様もいらっしゃいます。身体への効果については、機器の説明にあること以上はお伝えできませんが」

健康志向の人の中には水素水に注目する人も増えている

健康志向の人の中には水素水に注目する人も増えている

 Aさんが聞いた中には、自宅でウォーターサーバーを使っており、その水を活用したいという人もいるそうだ。

「そこでまずオススメするのは、人気機種でもある『ビクトリージャパン』の水素水生成器『ルルド』ですね。1回に1.8リットルの水素水を作ることができます。使い方は、本体に特殊なパッドと水を入れてボタンを押すだけ。最大30分で水素水が出来あがります。機器を使うことに慣れていない方でも簡単に扱うことができると思います」

 水素を水に含ませるための時間を、10分、20分、30分の3段階で設定できる。長ければ長いほど水素の含有量は多くなるとのこと。しかも半日程度では水素はあまり抜けないため、マイボトルなどに入れて出かけても状態のいい水素水を飲めるという。

「価格はちょっと高めなので二の足を踏まれる方も少なくないのですが、毎日飲まれた場合、2か月程度でお店などから水素水を買ってきて飲むよりも安くなるというメーカー試算もあります。使用頻度を考慮して購入されるといいかもしれません」

◆RO水にも対応

「同じようにボタン一つで水素水を作る機器としては『シナジートレーディング』の『グリーニングウォーター』も人気があります。こちらも本体に水を注ぐだけの簡単操作です。本体に専用ポットが付いているタイプとは違い、ダイレクトにボトルやコップに注ぐことが可能です。ウォーターサーバー的な感覚で使えるということですね」

 1回に作れる水素水の量は1リットル。フルに入れても約3分で水素水が出来あがるという。本体はスリムで、テーブルの上やシンクまわりでも場所を取らないのはメリットだろう。

「ウォーターサーバーをお使いの場合、RO水で契約されている方もいると思います。純水に近い水は機器によっては推奨されないこともあるのですが、『グリーニングウォーター』はRO水にも適応しているので、心配せずに使うことができます」

◆スポーティーなハンディータイプも

 家庭用の据え置きタイプの水素水生成器以外に、もっと単純な構造のものもある。

「ボトルや水筒のような形状で、持ち歩きできるタイプですね。まさに“水筒”といったデザインで受けているのが『グッドジョブ』の『NOMOU(ノモウ)』ですね。使い方は驚くほどシンプルで、ボトル本体に水を入れるだけです。ストローが付属していて、ここから水を吸い上げると、途中にあるフィルターで水素水を生成するんです」

 外見も持った感じも、よくあるスポーツタイプの水筒と変わりがない。ボトル自体には水素を発生させる機能はなく、あくまでフィルターを通したときに水素水になるので、必ずストローから飲むことがマストだ。

価格も電気式の据え置き型と比べて非常にリーズナブルなので、ちょっとだけ水素水を試してみたいという方には良いのではないでしょうか。フィルターは使っているうちに性能が低下してきますので、約1か月を目安に交換する必要があります」

 注意点としては樹脂製なので60度以上の熱いお湯は入れられない。お湯を入れたい人には、ハンディータイプの中にはステンレス製を作っているメーカーもあるので、そうした製品を選べばいい。

左から「ルルド」15万9840円(税込み)、「グリーニングウォーター」8万2080円(税込み)、「NOMOU」2916円(税込み)

左から「ルルド」15万9840円(税込み)、「グリーニングウォーター」8万2080円(税込み)、「NOMOU」2916円(税込み)

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 最近では医療関係の施設からも注目されているという水素水。自分で作るならば、普段使っているウォーターサーバーのおいしい、お気に入りの水を使って“マイ水素水”にするのもいいだろう。ライフスタイルに合わせたベストな1台を探してみよう。

   
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