個人事業オーナーが明かす「ウォーターサーバーが仕事で役立ったのはこんなシーン」
ウォーターサーバーを自宅のリビングやキッチンに置いて毎日便利に使いこなしている家庭が増加中だが、もちろんビジネスシーンで活用することもアリだ。今回は、東京都内の個人事業オーナーに、ウォーターサーバーを導入したことで、どのようなメリットがあったかを聞いてみた。
◆人数の多い会議のときに
55歳の藤谷喜代美さん(仮名)は、ご主人と一緒に広告会社を経営している。
「広告会社といっても大きなものではなく、従業員は私も含めて4人の小さな会社です。地域の商店や中小企業を対象に、看板やチラシの制作を受託しているんです。それほど忙しい会社ではなかったんですが、昨年から商談が増えてきました」
扱い件数が増えたことで会社の業績も上がってきたが、その分、打ち合わせや会議が多くなった。
「新規の顧客も何件か獲得できたんですが、5人以上のメンバーで来社するところが多いんです。いろいろな部署の人にも広告の現場を見せるためなど、理由はさまざまだと思うんですが…」
参加メンバーが多くなれば、会議は必然的に長くなる。藤谷さんの役割の一つに、会議の際にお茶を出すというのがある。長時間に及ぶとき藤谷さんは、最初はコーヒー、次に緑茶をサービスすることを昔から続けてきた。
「ポットだと、人数分のお茶をいれられる水の分量が足りないことがあります。そこで仕方なく、自宅に置いてあった『フレシャス』のウォーターサーバーを会社に持ってくることを考えました。ウォーターサーバーなら、ボトルの水が十分残っていれば10人分以上のお茶をいれても、水が足りなくなるようなことはありませんから」
ウォーターサーバーならいつでも熱いお湯が出せるし、操作も指先一つと簡単だ。自宅は事務所から50メートルほどの場所なので、早速移設したという。
「お湯の量や湯わかしのタイミングを気にしなくて済むので、ありがたいですね。ちょっとしたことですが、仕事のストレスを軽くできたのはよかったと思います。気温が高い日は、ウォーターサーバーの冷水を使った飲み物を出しています」
自宅のウォーターサーバーがなくなってしまったので、藤谷さんは最近、もう1台導入しようか検討しているとのこと。
ウォーターサーバーがあればコーヒーもお茶もサッと出せる
◆ちょっとした顧客サービスに
61歳の宮田和美さん(仮名)は、ご主人と2人で金物店を営んできた。
「主な売り物は工具類なんですが、鍋や食器や文房具、組み立て家具なども置いていますから、雑貨店みたいなものですね。近所の人や近くの工場勤めの職人さんがちょくちょく来てくれるので、助かっています」
近辺には、昔から付き合いのある工務店や自動車修理工場が点在しており、それらが宮田さんのお店にとっての大口顧客となっている。
「皆さん友人みたいなものですから、うちのお店に買い物に来たついでに話し込んでいくことがよくあります。そのため、レジの前にパイプイスを置いているんですよ。ウォーターサーバーは『プレミアムウォーター』を4年ほど前に導入して、それ以来、お店でゆっくりしていくお客さんにお水を出すことにしています」
水ばかりでは飽きてしまうこともあると思い、宮田さんはウォーターサーバーの水でお茶をいれたり、インスタントコーヒーを作って出すこともあるそうだ。
「好評だったのは、お子さん連れで来た人がいたときに、カルピスを作ってあげたことです。やっぱり子どもは普通のお水よりも、ジュース的なものの方が喜びますね。その後、文房具なんかを買いに来てくれるようになりました」
宮田さんは、ウォーターサーバーが顧客サービスに貢献してくれたと考えている。
◆パンの試食販売の手助けに
西野景子さん(仮名)は、43歳。自家製パンを作って販売している。
「まずは、うちのパンを試食してもらってから購入していただきたいと考えています。ですから、フランスパンや食パンなどを小さく切ったものを、いつも用意しています」
実際にパンをおいしいと感じた人が、口コミで来店してくれるのが一番いいと考えている西野さんは、店を訪れた人には必ず試食をすすめている。そこで役立っているのがウォーターサーバーとのこと。
「パンはどうしても口の中が渇きます。もし自分が、喉が渇いているときにパンを出されたら、きっと躊躇するでしょう。そこで、パンと一緒にお水を出してあげたら…と考えたわけです。レジの横に『クリクラ』のウォーターサーバーを置いて、試食するお客さんに紙コップで冷水も提供しています」
パンの試食と一緒にウォーターサーバーの水を提供
水も一緒に出すようになってから、試食を断るお客さんは減ったように感じると西野さん。
「お客さんの立場になって考えることは大事ですね。水があれば2種類のパンを試食してもらうときも味が混ざらなくなるので、それにも役立っています」
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ウォーターサーバーは日常の飲料水としてはもちろん、お茶や料理に使うなど、家庭で活用するシーンは多い。しかし、仕事の場にあっても工夫次第で有能なビジネスツールになるようだ。お湯や水がすぐに出せるという、ウォーターサーバーならではの利便性を、どういう風に活用するかがカギとなるのかもしれない。