こんな一工夫でウォーターサーバーの水がさらにおいしくなった!?
ウォーターサーバーの水は、各メーカーが厳選したクリーンで安全性の高いものが使われ、さらにおいしさにもこだわっている。水は含まれるミネラルによって味わいが微妙に変わるが、どのメーカーの水もスッキリおいしく飲める点は共通している。そんな良質の水を、家庭でよりおいしく飲むための工夫をしているという東京都内のウォーターサーバーユーザーに、その具体的な方法を聞いてみた。
◆おいしい水をおいしい空気の中で…
38歳の川口涼子さん(仮名)がウォーターサーバーを使い始めたのは、2年前のこと。
「それまではあまり水に関心を持ったことはなかったんですが、テレビの情報番組で水と体についての特集をやっていて、それに触発されてウォーターサーバーを導入することに決めました。ネットでどんな水があるのかを調べ、『アルピナウォーター』がいいだろうという結論に達しました」
水を試飲する機会はなかったが、川口さんは「アルピナウォーター」が、長野県の山奥の水を高性能のフィルターでろ過して作っているため、水そのものの味には問題ないだろうと思ったそうだ。
「実際に飲んでみて、喉ごしも後味もよく、すっかり気に入りました。そのころ同時に、環境問題についても関心が高まっていたので、水だけでなく家の空気も改善しようと考えました。せっかくおいしい水があるのに、室内の空気が汚れていては意味がないと。これが私の一工夫ですね」
そこで川口さんは、ウォーターサーバー導入から1週間後、空気清浄機を購入した。設置した場所は、ウォーターサーバーを置いているリビングルーム。
「良質な水を、キレイな空気の中で飲んでいるというのは、メンタル面にもいい影響を与えてくれる気がします。それからは食品についても、無農薬かどうかとか添加物の量はどうかなど、以前より細かく気にするようになりました」
川口さんはウォーターサーバーがきっかけで、健康的な生活への改善にも力を入れるようになったようだ。
クリーンな水にはクリーンな空気が合う
◆掃除をマメにするように…
33歳の林田理穂さん(仮名)は、1年前からウォーターサーバーを愛用している。
「たまたま、家賃が安く住環境のいい物件に引っ越しをしたところでした。生活に余裕ができたので、何か生活にいろどりを添えるものがあればいいなと思い、ウォーターサーバーを置いてみることにしたんです。もしあまり使わないようなら、何か月かしたら解約すればいいやと軽い気持ちでした」
一人暮らしということもあって、林田さんは「うるのん」の卓上型のサーバーを選んだ。
「卓上型のほうが、部屋のインテリアを変えるときなんかにラクだと思ったんです。でも、置く場所はいつもだいたい決まっていて、テーブルの上かリビングダイニングの床の壁際です。それ以来、工夫というほどではないんですが、ウォーターサーバーや水が汚れてはいけないと、こまめに掃除をするようになりましたね。特に、ウォーターサーバー置き場まわりは念入りにやっています」
ウォーターサーバーのボトルと本体は密閉されていて周囲の空気が入り込むことはないが、ボトルの差し込み口周辺はホコリが入り込むことがある。林田さんは、そのリスクを減らすために、室内の清掃に力を入れたわけだ。
「サーバー本体がホコリをかぶっても中の水に影響がないとはいえ、気分的によくないですよね。おいしい水を飲むためには、住環境もキレイに整える! 私はそれが大切だと思っています」
ウォーターサーバーの便利さと水のおいしさが気に入った林田さんは、途中解約することなく使い続けている。
◆照明を工夫してみたら…
40歳の大森幸枝さん(仮名)は、ウォーターサーバーを決めるときにデザインにこだわったという。
「もちろん一番重要な、水の質についても調べました。でも、どのメーカーの水もおいしさや安全性が考えられていて、甲乙つけがたかったんですよね。そこで、サーバー本体のデザインに注目しました」
大森さんが気に入ったのは、「フレシャス」の「デュオミニ」というタイプ。床置き型の「デュオ」をコンパクトにした卓上型サーバーだ。
「デザインとして気に入ったのが、スイッチ類のまわりのLEDランプです。きっと室内で淡く光ってオシャレだろうなと。ただ、実際に設置してみると、思い描いていたイメージと違って見えました」
大森さんはウォーターサーバーを使いながら、その違和感の正体を考えてみたそうだ。数日後、それが何なのかハッと気づいたという。
ウォーターサーバーのデザインを活かせるインテリアは?
「それは部屋の明るさの問題でした。私が置いたのは、天井の照明の明かりをよく受ける場所だったので、LEDが映えなかったんです。そこで、サーバーの位置を変えてみました。結果は大成功で、ランプがいい感じに光るのが見えます。いい水を、いい雰囲気の中で飲めるようになりましたね」
その後、大森さんは天井の照明を間接照明に替えてみたという。サーバーのデザインが映える工夫によって、より気分よくおいしく水を味わえるようになったようだ。
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何かを食べたり飲んだりするとき、周囲の環境が味を左右することがある。清潔であることやインテリアの雰囲気もそうだろう。あなたの家も、ほんのちょっとした工夫で、いつものウォーターサーバーの水がさらにおいしくなるかもしれない。