ウォーターサーバーが来て生活に変化が…!? あんなこと、こんなこと実例
ウォーターサーバーの水は安全でクリーンなだけでなく、水そのものがおいしいため、以前よりも水をよく摂取するようになったという声をよく聞く。また、料理に使っている人も多いようだ。つまり、ウォーターサーバーを家に置いたことで、食生活に変化が表れたということだろう。中には、それ以外の生活シーンでもいろいろと変化があったという人もいる。それは、具体的にはどういったことなのか? 東京都内のウォーターサーバーユーザーの話を聞いた。
◆照明設備を変えた
59歳の野田美奈代さん(仮名)は、郊外の一戸建てにご主人と母親と3人で暮らしていて、「コスモウォーター」を3年ほど前から使っている。
「昨年、父が亡くなったのを機に、母をわが家に呼ぶことにしました。群馬県の実家は決して便利な場所ではなかったので、一緒に暮らすほうがいいと思ったんです。母は右足がうまく動かず、引きずって歩くようにしていることも心配な点でした」
母親は実家を離れることについて抵抗があったようだが、野田さんの「実家は売ったりせずにときどき一緒に訪れよう」という提案で、東京に移り住む決心をしたそうだ。野田さんの家は二階建てだが、足の悪い母親には1階の部屋を使ってもらうことにした。
「家の中で転倒されたら大変ですから、日常的に階段の上り下りはないほうがいいと考えたんです。でも、一緒に暮らすうちに母の行動パターンで、私たちの目の届かないものがあることに気がつきました。それは深夜から明け方の行動です」
ある日の深夜、野田さんは母親が午前3時過ぎにキッチンで水を飲んでいるところを目撃したそうだ。聞いてみると、それくらいに目が覚めることがよくあるという。
「その時間は当然、家じゅう真っ暗です。母は手探りで明かりをつけ、キッチンのウォーターサーバーまでたどりついていたようです。それで、母がケガをするリスクをなるべく減らそうと思い、夫と相談のうえ、キッチンへの導線に目印を付けることにしたんです」
ウォーターサーバーへの導線にもちょっとしたアイデアを
野田さん夫妻が考えたのは、母親の部屋からキッチンまでの導線を、暗いときでもわかりやすくすること。
「コンセントに差し込むと淡い光を放ってくれる常夜灯や人が歩くと点灯するセンサーライトを廊下やキッチンの入り口に設置し、蛍光塗料を使ったテープを電源スイッチのまわりに貼りました。母も危なげなく歩けるようになったと喜んでいました。安全でおいしいウォーターサーバーの水を飲みに行って事故が起こったら、何にもなりませんからね。取り付けてから気づいたんですが、深夜に災害が起こったときにも有効ではないかと思います」
◆片づけをよくするようになった
40歳の赤井園子さん(仮名)は半年ほど前に、ウォーターサーバーを自宅に導入した。
「親せきがウォーターサーバーを使っているのを見て、わが家にも置きたくなったんです。いろいろ調べてみたところ、『アルピナウォーター』に、水素水が作れるタイプがあると知り、これを使ってみようと考えました」
赤井さんはウォーターサーバーをリビングの片隅に置くことにした。しかし、そう簡単にはいかなかったという。
「恥ずかしい話なんですが、昨年、引っ越して来てから、荷物の整理があまりついていなかったんです。開けていない段ボールも少なからずありました。このままではウォーターサーバーを置く場所が満足に取れないばかりか、設置に来た業者さんに見られるのも恥ずかしいなと。水素水が作れるサーバーはノーマルタイプより少し幅があるので、特に場所を開ける必要がありました」
「アルピナウォーター」の水素水サーバーは、通常の床置き型サーバーの脇に、水素水を生成する装置が付けてある。そこで赤井さんは、家の中を徹底的に整理することに決めた。最低限、リビングは誰が見てもスッキリしていると感じる状態にすることを目指した。
「家族全員で片づけを敢行したためリビングはキレイになり、無事にサーバーを置くことができました。それから変わったことは、私をはじめ家族みんながキレイ好きになったことです。片づけや整理整頓のクセがついたんです。せっかくのおいしい水にホコリが入ったりしても嫌ですからね。これはわが家に起こった良い変化といえると思います」
ウォーターサーバーを快適に使うには整理整頓も大切
◆外出先で水を飲まなくなった
38歳の森口加奈子さん(仮名)は、ウォーターサーバーを使うようになって5年近く経つという。
「外出先でたまたま出合ったウォーターサーバーの実演だったと記憶していますが、試飲させてもらった水がおいしかったので、それ以来『アクアクララ』を使っています。水道水と飲み比べてみると、ニオイや味がまるで違うことに気づきました。生活上の変化としては、外出先であまり水を飲まなくなったということでしょうか」
ウォーターサーバーを使い始めて数か月経過したころから、「アクアクララ」の水に慣れ親しんだ森口さんご家族は、レストランや喫茶店で出される水にはほとんど手を付けなくなっていったそうだ。
「中にはおいしい水もありましたが、水道水そのままのようなお店もあるので、そうした水は飲まなかったですね。旅先などで水が飲みたいときは、ペットボトルのミネラルウォーターを買いました」
水を選ぶようになったことが、森口さん宅の一番大きな変化だったようだ。
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最新家電など新しいアイテムを手にすることで、生活に変化が生まれることがある。ウォーターサーバーには多くの機能があるわけではないが、時として私たちの日常を変えてくれる力を秘めているのかもしれない。