ガッツリ系お仕事の現場でもウォーターサーバー大活躍!
ウォーターサーバーは最近、ヘアサロンやエステ、クリニック、薬局といった店舗での導入も増えている。お客さんにも喜ばれ、サービスの向上にもつながるからだ。しかし、働いている人自身にとっておいしい水が欠かせない職場環境もある。今回はオフィスワークではない体を使う仕事の現場で、ウォーターサーバーが活用されているケースを調べてみた。
◆工務店の現場に…
北島晴彦さん(仮名)は、工務店で働く35歳。勤務先は従業員数4名の、こぢんまりとした会社だ。北島さんは15年勤続し、社長からも一目置かれているという。
「従業員の中ではボクが一番古株なんです。社長は昔気質で、ちょっと荒っぽいところもありますが、面倒見のいいことが長所ですね。特に従業員のケガや病気についてはいつも心配してくれています」
木材やコンクリートブロックを運んだり加工したりと、力仕事が多くハードではあるが、職場環境の良さが、長く続けられた理由と北島さんは話す。
「今から2年ほど前ですが、ボクは社長にウォーターサーバーを会社に置いてはどうかという提案をしました。友人の家でウォーターサーバーを目にしたことがきっかけですが、以前から仕事場の状態は気になっていたんです。と、いうのも仕事場はいつも木くずやホコリがかなり舞っているうえ、材料や機材を傷めないように湿度を低くしているため喉が渇いて、みんなよく水分補給をしていましたから」
各自それぞれペットボトルの水などを持参していたが、ウォーターサーバーならいつでも冷水や温水を飲むことができるし、昼食時はお茶をいれることも簡単だ。
作業現場などでは汗をかく以外にも喉が渇く要因が多くある
「飲料水を毎日自腹で買わなくてもいいようにという考えもありましたが…(笑い)。ただ実際、一日に2~3本の500ミリリットル入りペットボトルを空にしてしまうことはよくあったのです」
北島さんは社長に、ウォーターサーバーを導入してはどうかと掛け合ってみた。必要性を理解してもらえるか不安だったが、意外にも社長はすぐに用意しようとの返事だったという。
「仕事場の環境については社長自身も考えていたそうなんですが、解決する手段を思いつかないでいたとのことでした。むしろ社長から『ウォーターサーバーを教えてくれてありがとう』と、感謝されてしまいました。ほどなく職場には『コスモウォーター』のウォーターサーバーが置かれました。小さいながらもこうした福利厚生が行き届くのが、うちの会社の良いところです」
それ以降、北島さんら従業員だけでなく、社長と奥さんもウォーターサーバーの水を愛飲するようになったという。
◆農作業の合間に…
38歳の野田隆明さん(仮名)は代々続く農家を継ぎ、専業としている。主に野菜作りで、5枚の畑と7棟のビニールハウスが主なフィールドだ。
「農業のノウハウは父や祖父から教わってきたので、大変ではないんですが、問題は維持しつつ現代風に拡充して、いかに利益を出すかという点です。最近は若くしてアイデア農業でもうけている人もいますが、なかなか難しいですね」
野田さん宅の「労働力」は、ご両親と奥さんを合わせた4人。繁忙期は親戚の手も借りたりアルバイトを頼んだりすることもあるそうだが、通常は家族ですべてのことを行っている。
「すべての畑が自宅に隣接していればいいのですが、離れた場所にあるものもあります。特にビニールハウスは数百メートル離れたところに建っています。中に入ると冬場でもけっこう暑いので水分補給のために、ペットボトル飲料を持ち込みます。でも途中で足りなくなることもあるんですよ。引いてある水道水を飲むこともできますが、うちの地方の水はそんなにおいしくないんです」
農作業には人間が飲む水の確保に工夫が必要
そこで野田さんは、ウォーターサーバーをビニールハウス内に設置することを考えたそうだ。
「ハウス内部の一角には、携帯電話や荷物などを置いておくための小さな部屋があり、土が入り込まないようになっているので、そこに置けば問題ないと思いました。携帯の充電のためなどに使う家庭用電源も引いてありますし。妻に相談したら『冷たい水をゴクゴク飲めるのはいいわね』との返事だったので、早速注文することにしました」
ウォーターサーバーについてはほとんど知識がなかった野田さんだが、たまたま知人が使っていたという理由で、「うるのん」に決めたそうだ。
「やはり実際に使っている人が身近にいると参考になりますね。『うるのん』の卓上タイプを選び、ビニールハウス内の台の上に載せることにしました。実際に使ってみると、利便性がよくわかりました。両親も喜んでいます。農作業用だけというのももったいないので、家の中で使うウォーターサーバーをもう一台導入しようかと思っています」
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肉体労働中は適宜水分を補給することは特に大切だが、職種によってはすぐに、好きなだけ水を飲める環境ではないこともある。その答えの一つが、おいしさと安全性、利便性を兼ね備えたウォーターサーバーなのかもしれない。