ウォーターサーバーを徹底比較!

いつもと気分を変えて…こんなユニーク茶を水出しで味わってみるのはいかが?

いつもと気分を変えて…こんなユニーク茶を水出しで味わってみるのはいかが?

 冷蔵庫の中に、自家製の飲み物をストックしている家庭も多いだろう。冷たい緑茶、麦茶、ウーロン茶などが一般的かもしれない。でもたまには風味の違ったものを楽しんでみたいという人のために、今回はウォーターサーバーのおいしい水で手軽に作れる、ちょっと変わったお茶を探してみた。

コスモウォーター

◆あのお茶は実はレア植物!?

 お茶をいれる一般的な方法は、お湯をわかして急須や茶こしに入れた茶葉から抽出するというもの。成分が短時間で水の中に溶けだし、お茶が出来上がる。ただ、冷たいものを飲みたい場合は、いったん冷ましてからさらに冷蔵庫に入れるなり、氷を投入しないとならない。そこで便利なのが「水出し」だ。ポットに水とお茶の材料を入れ、冷蔵庫で冷やしておくだけでいい。水出しの緑茶や麦茶は市販のペットボトルや缶入りの飲料でも見かけるので、ここではちょっとこだわったお茶に焦点を当ててみたい。

 最初は「ルイボスティー」から。名前だけはなんとなく聞いたことがあるものの、実際どういうお茶か把握している人は意外と少ないのではないだろうか。それもそのはずで、世界でもごく限られた地域でしか栽培されない植物を使ったお茶なのである。「ルイボス」とは、南アフリカ共和国のケープタウン近くのセダルバーグ山脈というところにだけ自生する植物だという。30度以上の気温や地質、気象条件により、その場所でしか見られない希少品種。現地では薬草として使われてきた歴史があることから、イギリスなどでお茶として飲まれるようになった由来がある。

 民間療法で使われてきたルイボスティーだが、日本でも近年になって健康に気をつかう人に向けたお茶として人気が出てきた。このお茶を手軽に飲めるようにした商品の1つに「伊藤園」の「ヘルシールイボスティー ティーバッグ」(税込み価格358円)がある。紅茶と同じくティーバッグに入っているので扱いもらくだ。お湯でも抽出できるが、水出しも可能。

冷たいお茶もまたおいしいもの

冷たいお茶もまたおいしいもの

 続いて、お茶といえば中国茶を外すことはできないだろう。たとえば、健康茶の一種として販売されている「杜仲茶」。この原料となる「杜仲」は、ちょっと不思議な植物だ。中国原産で、一科一族一種。つまり桜やリンゴのようにいろいろな種類があるわけではなく、杜仲という唯一無二の植物なのだ。自生している地域も現在は中国だけ。ところが生育環境さえ整えば育つため、日本でも数か所で栽培されている。たとえば、「ばんどう紅茶園」の杜仲茶の茶葉は長野県産。南アルプスを望む地域で、農薬や化学肥料をまったく使わないオーガニックな栽培法がとられている。

 収穫された杜仲の葉は、乾燥、焙煎などの工程で甘みとまろやかさと深みのある香りが引き出される。人気商品の「ノンカフェイン 無農薬栽培の杜仲茶ストレート」(税込み価格1000円)は、茶葉が三角ティーバッグに詰められているので、そのままポットに入れて冷水を注げばやさしい味わいの杜仲茶が出来上がる。

◆水出し茶を作りやすい水とは?

 海外原産のこうしたお茶は、いずれもハーブティーのような独特な香りが魅力だ。それを存分に楽しむためには、やはりいい水を用意したい。そこで水道水を使うと、茶葉の香りを邪魔してしまう可能性がある。水道水には、殺菌のための塩素が使われているからだ。このおかげで日本の水道水は世界的にトップクラスの安全性を確保しているわけだが、残念ながら塩素のにおいは時にお茶の風味を損ねてしまうことがある。一方、ウォーターサーバーの水は、塩素などの薬品を用いずに処理されているため、よりおいしく仕上げることができる。

 また、もし水でお茶を抽出しようとするなら、硬度の低い水のほうが向いている。硬度とは水に含まれるマグネシウムやカルシウムといったミネラル分が、1リットル中に何ミリグラム含まれているかで決められる。量が少ないほど、茶葉への浸透と成分の抽出の働きが強いことがわかっているのだ。

こだわりのお茶をウォーターサーバーのおいしい水で

こだわりのお茶をウォーターサーバーのおいしい水で

 ウォーターサーバーで例をあげると、「プレミアムウォーター」の「北アルプスの水」の硬度は29ミリグラム、「うるのん」29ミリグラム、「キララ」28ミリグラム、「フレシャス富士」21ミリグラムなど。これらは、硬度がかなり低い軟水ということになる。「アルピナウォーター」はさらに低硬度で1.05ミリグラムという超軟水だ。熱湯でお茶をいれるときは、熱の働きで硬度が少々高い水でもよく抽出できるが、水出しの場合は茶葉にじっくり浸透していく低硬度の水のほうが向いていると考えられている。

 たとえば、前述の国産杜仲茶に「サントリー天然水サーバー」の水を使ってみるのはどうだろうか。この水は南アルプス山系からくみ上げられている。南アルプスで育った茶葉と、同じ地域を流れていた水というカップリング。これによって特別、何か効果が高まるということではないが、同じ雄大な山々の恵みを得たもの同士ということを思うと、一層味わい深くなりはしないだろうか。

 いつも飲んでいる緑茶やウーロン茶にちょっと物足りなくなったら、こんなユニークなお茶をたまには取り入れて、日々の暮らしに変化をつけてみるのもいいかもしれない。

   
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