炭酸水や水素水ウォーターサーバーの使い心地を聞いてみた!
ウォーターサーバーの基本的な機能として、冷水やお湯が簡単に出せるというものがある。たとえば赤ちゃんのミルク用ならば、熱すぎたり冷たすぎたりしたら混ぜることでちょうどいい温度にすることもラクラク。安全・安心でおいしい水を自在に使える点が大きな特長だ。そうした中でも、最近注目が集まっているのが「特殊な水」に対応したサービスだ。実際にそれを利用している人に、導入の理由や使い勝手などを聞いてみた。
◆炭酸水サーバーを愛用
水のバリエーションとして最もよく知られているのは「炭酸水」ではないだろうか。天然のミネラルウォーターとしても昔から存在し、ジュースやお酒の割り水としても市販されてきた。また、最近では健康分野でも話題になった。
認知度の高さ、需要の多さ、活用シーンの広さを持つ炭酸水。実は、これを家庭で作ることができるウォーターサーバーがある。40歳の主婦、広田真奈美さん(仮名)は、炭酸水サーバーの愛用者だ。
「昨年の夏から『キララ』の炭酸水対応のウォーターサーバーを使っています。この情報を聞いたばかりのころは、炭酸水がサーバーから直接出てくるのかと思っていたんですが、そうではないんですね。『シェーカー』という専用の容器に冷水を入れ、サーバーからはそこに炭酸ガスを注入し、カクテルのように振って作るんです」
炭酸水があればソーダ系ドリンクもラクラク
炭酸水を自分で作るというのは一見、面倒そうに見えるがメリットもある。注入するガスの量や、シェイクする回数によって炭酸の強さを調節することができるからだ。広田さんのお宅では、シェーカーを振る役はお子さんだそうだ。遊び感覚でできるので、喜んでやっているとのこと。
「うちでは炭酸水の最大の消費者は子どもたちですね。オレンジやリンゴなどのジュースと混ぜてソーダにすると、とても喜ぶんです。友達をたくさん呼んでもソーダを切らすことなく対応できるので重宝しています」
同様に「キララ」の炭酸水サーバーを使っているのは、47歳の馬場久恵さん(仮名)。
「もともとの動機は週刊誌で読んだ、炭酸水が体にいいという記事です。以前はコンビニでペットボトルの炭酸水を買っていたんですが、ウォーターサーバーでも作れると聞いて、導入することにしました」
馬場さんは、ウォーターサーバーを利用して自分で作った炭酸水をよく飲むようになった。そのうちご主人も興味を示すようになり、お酒と混ぜてハイボールやチューハイなどを楽しむようになったそうだ。
「ちょうど息子が成人したので、夫と二人で炭酸水で割ったお酒を家でよく飲んでいます。そのときは息子が作っているようですね。親子間のコミュニケーションにも役立っている気がします(笑い)」
馬場さんは最近友人から、天ぷらの衣を作るときに小麦粉を炭酸水で溶くとサクサク感が増すという話を聞き、試行錯誤を始めたそうで、炭酸水は単なる飲料水から食のテリトリーにまで活躍の場が広がっているとのこと。
◆水素水サーバーを愛用
数年前から話題になっている水の一つが「水素水」だ。こちらは健康や美容に関することで注目が集まってきた。通常の水よりも水素分子が多いというのが特長とされている。
50歳の倉田妙子さん(仮名)は、ウォーターサーバー歴2年。水素水サーバーは1年ほど前から使い始めたという。
「私の家では『アルピナ』のウォーターサーバーを使っていました。広告や告知で、水素水生成キットを取り付けたサーバーもあることを知り、試してみたくなりました。水素水は、知人がよく飲んでいて『飲み始めてから体調がいい』と話していたので、気にはなっていたんです」
そこで倉田さんは「アルピナ」に水素水用のキットを申し込んだ。これは通常のサーバーの横に取り付けるだけで、水素水を出せるようになるというもの。
「水の味自体は普通の水と特に変わったところはなかったんですが、体に良さそうというのと物珍しさもあって、ずっと愛用しています。肌や体調が劇的に変化したかと言われると、あまり自覚はないんですが、こういうものは長く続けることが大事だと、気長に飲むことにしています(笑い)」
水素水は美容や健康志向の点で人気が高い
勝田希美さん(仮名)も、水素水サーバーを利用している。24歳の勝田さんはご両親と同居しており、ウォーターサーバーは母親が導入を検討していたとのこと。
「母はいろいろなウォーターサーバーのカタログを見て、どれにしようか悩んでいたようなので、私が『水素水が作れるのにしよう』と、背中を押してあげました。雑誌で水素水が美容に役立つという記事を読んでいたからです」
勝田さんのすすめもあって、最終的に「アルピナ」の水素水対応のサーバーを設置することにしたという。
「通常のウォーターサーバーよりも場所を取ってしまうかもしれないと思っていましたが、実際に置いてみるとそれほどでもなく安心しました。父も母も『水がおいしい』と、我が家の常用水になっています」
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通常の水以外も楽しめる機能があれば、ウォーターサーバーの活用の幅がさらに広がる。自分のライフスタイルや食生活にマッチしていると感じたら、こうした多機能サーバーを利用してみるのもいいだろう。レンタル方式で簡単に取り換えがきく場合は、何か月か試してみるというのも手だ。