夏こそ大活躍! わが家のウォーターサーバー活用法教えます
間もなく暑い季節がやってくる。特に今年の夏は、気象庁の発表によると猛暑日が多くなるとの予報も出ている。となると、冷たい水がより一層ありがたく感じるのはもちろん、熱中症対策としても水分補給が不可欠だ。手軽においしい水がいつでも手に入るウォーターサーバーは、これからのシーズン、特に重宝するといっていいだろう。今回は、そんな気温が高い時期に、ウォーターサーバーを実際どんな風に使っているのかを東京都内に住むユーザー7人に聞いてみた。
◆水そのまま派
ウォーターサーバーの最大の魅力といってもいいのが「水のおいしさ」。当然、そのまま飲むのが一番という人たちは多い。60歳の島本初枝さん(仮名)は、こう話す。
「夏になると早朝から明るくなるのと、蒸し暑さで早く目が覚めてしまうことがよくあります。そこで起床してからウォーターサーバーの冷水をコップ1杯飲むんです。夜の間に汗で出てしまった水分が身体に補給されていく感覚と、口、喉、お腹がスッキリと洗われていくのがとても気持ちがいいんです。子どものころ、夏休みに田舎で飲んだ井戸水の清涼さを思い出します」
島本さんは「アクアセレクト」を使っており、天然水のため特にそう感じるのではないかと自己分析している。人間は就寝中に500ミリリットル前後の汗をかくといわれているから、起きたときの水分補給は理に適っている。島本さんはそのときの水は「まさに甘露の味」という。
49歳の北川千穂さん(仮名)も、「そのまま飲む派」だ。
「ウォーターサーバーの水は、もちろん麦茶にしたりアイスコーヒーにしたりもします。でも最終的にはストレートの水そのものに落ち着きますね。実際は夏場の水分補給にはスポーツドリンクなどのほうが適しているのでしょうが、私は甘くも辛くもないシンプルなおいしい水がいいんです。夜寝る前に歯を磨いた後でも、気楽に飲めますしね(笑い)」
北川さんの愛用サーバーは「コスモウォーター」。ただ、おいしいことと冷水の気持ち良さから、夏はついつい飲みすぎて消費量が増えてしまうそうだ。
◆ちょい足し派
ウォーターサーバーの水に、ほかの素材を少しプラスして飲む人もいる。「信濃湧水」を使っている35歳の安達那津子さん(仮名)のお気に入りは、レモン水だ。
「広島産のレモンをこだわって使っています。海外産のものは農薬やワックスの心配があるので、国産の安心できる銘柄に限定しているんです。せっかく安全な水を使っているのに、果実についた薬品が溶け込んでしまっては意味がないですから」
作り方は簡単で、ガラスのボトルに輪切りのレモンを入れるだけ。レモンを多めに使って少し濃い目に作るのが安達さん流で、砂糖を足してレモネードにすることもあるそうだ。
「夏はいつも作り置きしてあって、子どもたちも学校から帰ると冷蔵庫にまっしぐらです。ウォーターサーバーの水には殺菌用の塩素が入っていないので、早く飲み切るようにしています」
ウォーターサーバーのいい水には、使うレモンもこだわりたい
同様にフルーツ系ウォーターがお気に入りと話すのは、29歳の横田美加さん(仮名)。
「私の場合はイチゴのジャムを入れるんです。水によく溶かすとイチゴの味と香りがなじんでおいしいんですよ。仕事から帰ってから『コスモウォーター』の水をグラスに出してジャムを投入。ほど良い甘さでホッと一息つけます。この“ジャムウォーター”は、お湯で作るより冷水のほうが合っていると感じています」
夏場となると当然、スポーツドリンクを作る人も出てくる。40歳の森下朝子さん(仮名)は、お子さんのサッカーのクラブ活動のために、粉末のスポーツドリンクを「フレシャス」のウォーターサーバーの水で溶くという。
「スポーツをしていると、家にいるときとは比較にならないほど大量の水分を摂りますからね。子どもの体のことを考えたら、良い水で作るほうが断然いいと思っています」
◆料理に活用派
夏らしい食べ物にウォーターサーバーの水を使う人たちもいる。50歳の竹内利恵子さん(仮名)は、こう話す。
「そうめんですね。ゆでるときは水道の水を沸騰させてから使いますが、そうめんを泳がせる水と、つゆには『キララ』のウォーターサーバーの水を使っています。そうめんは強い味や香りがない食品ですから、カルキ臭があるような水道水に入れてしまったら台無しです」
竹内さんは、つゆも自分で作っていて、ウォーターサーバーの水だとカツオやコンブの繊細な出汁がよく出るので重宝しているとのこと。
そうめんの味を損ねない水のチョイスも重要
31歳の佐竹和世さん(仮名)は、夏場に食欲や料理をする気が失せたときに食べるものとして「お茶漬け」を挙げる。
「夏は、冷たいお茶漬けをサラサラと食べることがあります。冷えたごはんにお茶漬けのもとや梅干しを乗せて、冷たい水をかけます。水道の水だと、なんだか味気ないんですよね。その点、ウォーターサーバーの水は、水そのものがおいしいですし、いつでもキリッと冷えているので助かります」
佐竹さんは「うるのん」のウォーターサーバーを使い始めて2年になるが、最近では具を工夫するなどして「冷やし茶漬け」をグレードアップしているそうだ。
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暑さ対策や気持ちのリフレッシュなど、よく冷えたおいしい水はさまざまな形で活用されているようだ。ウォーターサーバーでは、冷水の温度はだいたい5~10度に設定されている。これは一般的に人間が「冷たくておいしい!」と感じる適温といわれている。常温のグラスに移すと少し温度が上がるため、おいしい温度をキープしておきたいなら、グラスも冷やしておくとさらにいいだろう。