ウォーターサーバーを徹底比較!

「引っ越すときにウォーターサーバーはどうする?」問題 実際のユーザーの結論はこうでした!

「引っ越すときにウォーターサーバーはどうする?」問題 実際のユーザーの結論はこうでした!

 現在住んでいる家から引っ越しをすることになったとき、家具や家電製品も一緒に持っていく人がほとんどだろう。しかし、新しい家の間取りやデザインの問題から、これを機に捨てたり買い替えたりするケースもある。ウォーターサーバーも同様に、引っ越し先でそのまま使うかどうか考えることがあるのではないだろうか。そこで今回は、首都圏のウォーターサーバー愛用者に、引っ越しをしたときの状況について聞いてみた。

◆同じような種類の水を探した

 40歳の滝田愛子さん(仮名)は、ご主人の仕事の関係で1年前に広島県から東京都内に引っ越してきた。

「広島にいたとき、ウォーターサーバーを使い始めました。毎日、お茶や料理に使っていたので、わが家にとってなくてはならない存在でした。東京への転居が決まったときに、ウォーターサーバーも持っていこうと思ったんですが、調べてみたらサービス地域外になってしまうということがわかりました」

 3年以上愛用したウォーターサーバーだったので、別れが寂しかったという滝田さんだが、解約手続きをして、東京エリアでサービスしているメーカーを探した。このときに重視したポイントがあると滝田さん。

「それは水の種類ですね。それまでのウォーターサーバーは、水がおいしかったので使い続けていました。ですから、その味に近いものを導入したいというのが、私と夫の共通の要望でした。水についてはいろいろと勉強しましたが、硬度が近いものならいいだろうという結論に達しました」

 完全な「純水」でない限り、水にはミネラルなどが含まれている。その中でマグネシウムとカルシウムが1リットル中にどれだけ含まれているかを表すのが「硬度」だ。含有量に応じて水の味は微妙に変化する。例えば海外製のミネラルウォーター「コントレックス」などは1468ミリグラムも入っており、舌が敏感な人でなくても硬度の低い水との味の違いを感じることがある。滝田さんは以前飲んでいた硬度20前後の水を探した。

「あれこれ試飲できたらいいんですが、カタログのデータを見て最終的に『フレシャス富士』に決めました。これは硬度21だったからです。実際に飲んでみてもとてもおいしくて、使い続けています。私のように、どうしても同じウォーターサーバーを使い続けることができない場合、迷ったら水の硬度を基準にするといいかもしれません」

 滝田さんの実体験からのアドバイスだ。

    採水地によって水に含まれるミネラルの量には違いがある

採水地によって水に含まれるミネラルの量には違いがある

◆卓上型に変更

 31歳の山岸清恵さん(仮名)は、4年ほど前から「プレミアムウォーター」を使ってきた。半年ほど前に仕事の関係で、茨城県から東京都内に移り住むことになった。

「それほど遠い距離ではないんですが、どうしても転居しないとなりませんでした。会社から住居手当が出るので、生活レベルは変えずにすみ、ウォーターサーバーは引き続き使うことにしました。しかも『プレミアムウォーター』の配送エリアは全国をカバーしているため、継続には何の問題もありませんでした

 各種の引っ越しの手続きは滞りなく済んだという山岸さんだが、1点だけ悩みが生じたという。それは「置き場所」だ。

「東京のマンションは、以前住んでいた部屋よりも床面積が狭かったんです。ウォーターサーバーを置けなくはなかったんですが、スッキリ納まる場所がありませんでした。そこで、これを機にウォーターサーバーを床置き型から卓上型サーバーへ変更することにしました」

 卓上型であれば、テーブルの上に置いておけることはもちろん、さまざまな場所への移動も手軽にできる。室内のスペースを柔軟に使うことができるメリットを感じて、山岸さんはサーバーの形式を変えた。

「『プレミアムウォーター』では、床置き型も卓上型も扱っていたので助かりました。私のように転勤が想定されるケースなら、両方のタイプを用意しているウォーターサーバーメーカーを選んでおくのも手ではないでしょうか」

    新居の間取りをしっかり把握しておくことも重要

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◆引っ越しを機に思い切って乗りかえ

 牧野静香さん(仮名)は、46歳。5年以上前からウォーターサーバーを使ってきた。東京都内に引っ越してきたのは1年ほど前のこと。

「以前は岐阜県に住んでいました。そのころ使っていたウォーターサーバーは、全国的にサービスを行っていたので、そのまま使い続けてもよかったんですが『別の水を試してみたい』という冒険心がわき、思い切って違うメーカーに乗りかえてみることにしたんです

 長年愛用してきたウォーターサーバーの水は、とある天然水を使用していた。牧野さんは、そのメーカーでは扱っていない採水地の水に興味を持ったという。

「名前から受けるイメージも良かったので『信濃湧水』を使ってみることにしました。前に飲んでいた水もおいしかったのですが、こちらもとてもおいしく、家族全員喜んで飲んでいます」

   

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 住居を移転するときに確認しておきたいのは、引っ越し先の地域が現在使っているウォーターサーバーのサービスエリアがどうか、新居には置くスペースがあるかというのが最低限のポイントだろう。また、複数の採水地を持っているメーカーでは、住んでいる場所に一番近い水が届けられるケースがある。引っ越しが決まったらこうした点をよく調べて、継続か変更かを決めるといいだろう。

   
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