ウォーターサーバーを徹底比較!

【メーカーレポ】「フレシャス」のおいしさの秘密は“富士山麓から選び抜いた天然水”

【メーカーレポ】「フレシャス」のおいしさの秘密は“富士山麓から選び抜いた天然水” 富士山麓の天然水を、ウォーターサーバー用に供給している「フレシャス」。全国的に名水として知られる富士山の天然水だが、それをよりおいしく、より便利に使うために長い年月をかけて研究を重ね、ユーザーサイドに立った改良を続けてきたという。そこで今回は「フレシャス」のメーカーを訪ね、ウォーターサーバーへのこだわりと天然水のおいしさの秘密についてリサーチしてきた。

◆料理人も認めたおいしい天然水

富士山系の天然水が良質であることは、ふもとを流れる川や湧水が環境省の「名水百選」に選ばれていることからも証明されている。キレイなだけでなく、ミネラルバランスやph値などからも「おいしい水」の要件を満たしており、飲料だけでなく食品製造などにも幅広く使われている。 「フレシャス」を販売する「富士山の銘天然水株式会社」広報担当の横山晃子さんは、こう話す。 「富士山麓は一言でまとめられないほど広大。同じ『富士山の天然水』といっても、どこで水をくみ上げるかがとても重要です。弊社の採水地は、富士山麓の標高1000メートル地点にあります。なぜこんな高い場所にあるかというと、水は採水環境の影響を大きく受けるからです。弊社の採水地の周辺には人家はもちろん、農地、牧場、工場などがほとんどなく、人工物と隔絶された環境なんです。クリーンであると同時に、富士山麓特有のミネラルバランスに優れた天然水が出る場所でもあります」(横山さん、以下「」内は同) 富士山周辺は、火山岩の一種である玄武岩の層が厚く重なっている。水は岩石の層を通過する際に、さまざまなミネラルを含む。富士山系の玄武岩を通過した天然水にはバナジウムというミネラルが入り、これが富士山の天然水の大きな特長となっている。「フレシャス」の天然水は、その中でもベストと考えられる地域に採水拠点を設けているということだ。 「フレシャス」は富士山麓の中でも特においしい天然水を厳選

「フレシャス」は富士山麓の中でも特においしい天然水を厳選

「こうして採取された『フレシャス』の天然水のおいしさについては、料理人の方からのお墨付きもいただいています。京都の米料亭『八代目儀兵衛』さんとコラボイベントをしたときに、『フレシャス』でお米を炊いていただいたんですが、水の硬度調整まで可能な高性能ろ過器で精製した水よりもおいしくなったと、料理長から言われました」 そんな富士山系でも特にキレイでおいしい天然水は、どのようにして見つけたのだろうか? それは同社社長・粟井英朗さんの、長年にわたる研究があったからだという。 「粟井の話では8歳の頃に家族で富士山を訪れたときに、その天然水の良さに感動して、いつか富士山の天然水を使った仕事をしたいと考えたそうです。岩谷産業に入社し、実際に富士山の天然水を使ったウォーターサーバー事業を立ち上げました。それからも水への研究を続け、採水に適した場所や水質、地元の人たちとの関係の構築など総合的に行ってきました。それが今の『フレシャス』に活かされているんです」 粟井さんは出身は大阪だが、会社を立ち上げてからは山梨県富士吉田市に移住し、現在も研究を続けているという。まさに初志貫徹だ。

◆日本人が使いやすいウォーターサーバーとは?

こうして採取された良質の富士山の天然水を、ユーザーにおいしく安全に飲んでもらうために、同社ではさまざまな工夫と設備投資を行ってきた。 「まず、ウォーターサーバー企業としては最初に、食品安全マネジメントシステムの国際規格である『FSSC22000』を取得しました。良い天然水をクリーンにユーザーに届けるために管理体制を万全にしたんです。また、使い切りのワンウェイのパック式をメインにして、より快適に天然水を使っていただけるようにしています」 ユーザー側に立って考えるという面は、ウォーターサーバー本体にも表れている。 「ウォーターサーバーは、韓国製や中国製の本体をそのまま仕入れて使っていることが少なくありません。水やお湯を出すという基本機能は十分なんですが、日本人の使い方にマッチしないことがあるんです。そこで弊社では『dewo』という機種以降は、企画からデザインまで完全オリジナルにしました。日本の住環境に合わせたインテリアとの親和性、奥行きや注ぎ口の高さなど、ユーザーの声を取り入れながら設計しました。そうした点が評価されて、ウォーターサーバーでは初となるグッドデザイン賞も受賞しています」 フレシャスの「dewo」は鍋やフライパンを入れやすい構造

フレシャスの「dewo」は鍋やフライパンを入れやすい構造

 注ぎ口については、間口の広さも考慮に入れた。従来のウォーターサーバーでは「コップは入るが、鍋は入らない」というサイズのものが多い。そこで、天然水を料理にも使いたい人が使いやすいサイズに広げたという。また7リットルという水パックの容量も、女性でも大きな負担を感じることなく持ち上げられるからということで採用された。ハイハイを始める直前の赤ちゃんの平均体重が約7kgなので、その点でも女性に馴染みやすい重さであるといえる。 大人に使いやすく子どもに安全なボタン配置

大人に使いやすく子どもに安全なボタン配置

「サイズだけでなく、構造にも違いがあります。本体内部で冷水・温水タンクを縦一列につなげているサーバーが多いのですが、これだと熱が干渉して電力のロスを招いてしまいます。それを解決するためにタンクを並列に配置した、効率のいい形にしています。また、通水のスイッチを本体上面にすることで、腰をかがめなくてもワンタッチで使えるようにしました。この設計の利点は、チャイルドロックを解除する『UNLOCK』ボタンも上面にあるので、小さいお子さんから見えにくく、物理的に手が届きにくいところです。コックに付けるタイプのロックを解除してしまうお子さんは意外と多いので、まず簡単に押せない場所のほうが安全と考えています」 富士山のおいしい天然水を熟知し、それを多くの人に届けたいという創業者の思いと、ユーザーの視点を大切にする物作り。これらが1つになったことが、「フレシャス」のウォーターサーバーが高く評価される理由なのかもしれない。    
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