愛車の売却を考えている人は、他の業者よりも優れている点があるのか、評判はどうなのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カーネクストの特徴やサービス内容をご紹介します。実際に利用した方の口コミもご紹介しているので、中古車の売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
廃車・廃車買取のカーネクストとは
カーネクストは車の買取・廃車をおこなっている会社で、運営会社は株式会社カーネクストです。会社概要を下記にまとめました。
運営会社 | 株式会社カーネクスト |
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本社所在地 | 大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーB 18階 |
設立年月日 | 2008年4月 |
HP | 廃車・廃車買取なら【カーネクスト】どんな車も高く買取! |
カーネクストは原則0円以上買取をうたっており、レッカー代や書類代行費用など廃車にかかる費用は原則すべて無料となっています。全国展開しており、メディアにもたびたび取り上げられている中古車買取業者です。
カーネクストの特徴
カーネクストはどのような会社なのか、特徴をご紹介します。
- 0円以上廃車買取
- 廃車の引取・レッカー・書類手続き代行費用無料
上記2点の特徴を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
どんな車でも0円以上で買取
カーネクストは「どんな車でも買う」とCMをしていることでも有名な大手買取業者です。この「どんな車でも」とは、廃車同然の状態でも構わないという意味が含まれており、事故車や水没車といった難アリ車も対象になるのが特徴です。
廃車同然の車を買取ったところで、当然ながらリセールできるわけではありません。パーツ取りや鉄資源としてリサイクルできる販路を持っているため、0円以上での買取が実現するのです。
カーネクストでは海外への販売ルートも保有しているため、日本では値段が付きにくい低年式車や過走行車であっても、海外で人気のある車種であれば高値取引が実現します。海外への販売ルートを多数保有しているため、輸出した際の相場を査定額に反映可能。
結果として日本国内でリセールが見込めないような車でも、高価買取となる場合があります。
以下のような車の廃車・買取を考えている場合は、カーネクストに査定依頼してみるのがおすすめです。
- 年式が古い車
- 走行距離が長い車
- 事故車
- 車検が切れた車
- 自走不可な車
- 水没車
本来廃車にするのであれば、逆に料金を請求されてしまうところを、0円以上で買取してもらえるというメリットは大きいと言えるでしょう。
レッカー代が無料
また、事故車や自走不可な車は基本的にレッカーが必要となり、レッカー代がかかります。距離によっても金額が変わるため、引き取り業者が近隣にいない場合などは、レッカー代が高額になる場合も。
カーネクストでは、このように引き取りの際にレッカー車が必要な場合でも、日本全国(一部離島を除く)、車のある場所まで無料で引き取りに来てもらえます。
廃車手続きの代行費用も無料
廃車にする場合、運輸支局や軽自動車検査協会に自分で出向いて書類の提出が必要です。受付時間は平日の9時から16時と、日中仕事をしている人にとっては、休みを取らないと行けない時間帯というのも難点でしょう。
さらに、書類に不備があった場合は、再度提出のために行かなくてはなりません。
カーネクストでは運輸支局・軽自動車検査協会で行う廃車手続きもすべて無料で代行してもらえます。手続きに必要な書類も、案内がもらえるため安心して任せられるでしょう。
査定は電話1本
カーネクストに買取をお願いしたい場合、電話で車種・年式・走行距離・車の情報・内装/外装の状態などを伝えると、すぐに査定額を伝えてもらえます。
電話一本で査定が完結するので、車の状態が電話時の状態と大きく変わらない限りは、現物を見てから減額ということもありません。
引取り時の実車査定に時間がかからないため、多忙な人でも気軽に利用できるでしょう。
カーネクストで買取してもらう流れ
個人で廃車手続きをするときには、必要書類を揃えたうえで運輸支局に提出して申請が受理され次第、廃車できます。
しかし個人での手続きが面倒な場合は、カーネクストに依頼をすることで以下の流れで容易に廃車買取がおこなえます。
- 電話またはWebのお問い合わせフォームから査定の依頼(無料)
- 電話またはメールで車の状態をヒアリングし、査定金額を提示
- 金額に納得できたら、詳細説明の後、契約が成立
- 引取り希望日時を調整、無料レッカー手配で引き渡し完了
- 陸運局の手続き完了後、1週間から2週間で入金
1.無料査定
カーネクストでは実車査定はおこないません。電話ですべての査定が完結します。査定料は無料、電話または問い合わせフォームから申し込めます。
車種・年式・走行距離・車の情報・内装/外装の状態などを伝えると、すぐに査定額が提示されます。査定額に納得したら契約成立となり、車の引取日や引取場所の調整、必要書類の案内があります。
ただし、成約後のキャンセルは一律30,000円の契約解除手数料が発生するのでご注意ください。
なお、廃車前提で買取依頼をする場合は、自動車税が課税されるタイミングをしっかり考えましょう。
年度末である3月までに抹消登録して廃車にすることで、4月以降の自動車税がかかりません。廃車手続きは時間がかかりますので、早めの買取依頼をおすすめします。
2.車の引き取り
指定した場所まで引取りに来てもらいます。前日までに引取り業者から連絡があり、こちらの希望にできるだけ沿った引取り時間を決定してもらえます。
必要書類の提出は郵送にも対応しているので、引取り日に間に合わなかった場合は、郵送しましょう。
なお、立会いが難しい場合、立会いなしの引取りも対応しています。
3.手続き代行
渡した必要書類に不備がないか確認してもらい、問題なければ手続きを進めてもらえます。カーネクストでは運輸支局などでおこなう必要がある手続きも、すべて無料で代行してもらえるので、頼んでしまった方が楽ですよ。
また、廃車手続きが完了した際に発行される廃車証明書は手続き完了後にメールで送られてきますが、希望すれば郵送でも対応してもらえます。
4.買取金額の振込
カーネクストで廃車手続きをおこない、手続き完了後1~2週間ほどで指定口座へ買取金額を振り込んでもらえます。振込完了時にもメールで連絡があります。
カーネクスト契約後にキャンセルしたい場合
カーネクストで廃車の手続き・契約まで完了したものの、様々な事情から廃車・売却できなくなる可能性も考えられます。ここでは、契約をキャンセルするにあたって把握しておきたい情報をまとめています。
もしカーネクストで契約後、キャンセルを検討したい場合は、下記を参考にしてください。
キャンセルできるケースとできないケース
カーネクストのホームページに、キャンセル可能な期限は明記されていませんが、キャンセル料を支払えばキャンセルは可能ですが、買い手が見つかって引き渡しまで完了すればキャンセルはできません。
キャンセル料
査定金額に納得し、売却の流れについて説明を受け、了承した後は基本的にキャンセル料が発生します。
契約解除の手数料として30,000円が請求されるので、手続きに取り掛かる前にキャンセルするかはご家族とよく相談してから決めましょう。売買契約を締結するときには、キャンセル料の記載をしっかりと契約書で確認してください。
査定アップのポイント
大切にしてきた車であれば、少しでも高値で買取ってもらいたいのが本音です。価格交渉の知識がないと安い金額で買いたたかれてしまう可能性もあるので、問い合わせをおこなう前に確認しておきましょう。
ここでは、愛車に高値を付けてもらいやすくなる交渉方法を2点、詳しくご紹介します。
- 複数の見積もりをしていることをアピールする
- 売る気があることをアピールする
1.複数の見積もりをしていることをアピールする
高値で買取してもらうには、複数の業者に見積もりを依頼していることをアピールしましょう。車の買取・廃車を取り扱っている業者は全国に多数あるため、競合の存在や可能であれば具体的な買取希望金額を提示することで、高値売却の期待も高まります。
ただし、多くの業者に見積もりを出すとそれだけ時間がかかり、1社1社と連絡を取る手間もかかってしまいます。また時間をかけ過ぎると、その分見積もり金額も下がってしまいます。高額で売りたいときには、数社だけ見積もりを出してもらい、その中で検討することをおすすめします。
【売却するときのコツ!】実際に複数業者に査定のみを依頼する
前の説明で、複数業者に見積もり依頼していることをアピールしましょうと記載しましたが、本当に複数業者に依頼をするのも高値で売却できるコツの1つです!基本的にどの業者も査定は無料ですので、複数業者に見積を依頼し、一番高く買取ってくれるところに買取をお願いすればいいのです。
2.売る気があることをアピールする
少しでも高く買取りしてもらいたいのであれば、今すぐにでも売る気があることをアピールしましょう。車の相場は変動し続けているため、売るタイミングが悪ければ価格が大幅に下がることもあります。
売る気があるとアピールすることで本気度が伝わり、買取業者もその気持ちに答えようと高価買取してくれることもあります。
カーネクストの評判・口コミ
カーネクストの特徴やメリットを紹介してきましたが、カーネクストを実際に利用した人からのリアルな評価が気になりますよね。 ここでは、カーネクストを実際に利用した人の口コミから、リアルな評判を見ていきます。
カーネクストの良い口コミ
インターネットの良い口コミを見ていると、「ディーラーで0円査定を受けたがカーネクストで4万円の価格がついた」、「手続き全般において、スピーディーでわかりやすかった」、「口コミが悪くて心配だったが、金額や対応には満足した」などの口コミが寄せられていました。
カーネクストを利用している人は、基本的にディーラーや他の買取業者で0円査定を受けた人が多かったです。
カーネクストの悪い口コミ
インターネットの悪い口コミを見ていると、「振込までが遅かった」、「電話に出る人によって対応が違う」、「書類の不備があった」などの口コミが寄せられていました。 カーネクストの悪い口コミは、振込に関しての口コミが多いイメージです。
カーネクストで売却を考えている人は、振込日を必ず確認して、振込日に振り込まれていなかったら担当の人にすぐに連絡しましょう。
カーネクストでの買取がおすすめな人
車の買取業者は多数ありますが、カーネクストの利用に適している人の特徴は以下のとおりです。
廃車希望で車の売却を考えている人
廃車前提で車を手放すつもりなら、カーネクストが理想的でしょう。事故車や自走不可車といった難アリの場合、廃車手続きをおこなえば、解体費用だけで1~2万円、リサイクル費用で1~2万円、レッカー費用で5千~3万円、と費用が発生します。
このため、廃車を前提とするなら廃車費用がかからない点で、カーネクストがおすすめと言えます。
年式は古いけどレア車を持っている人
年式が10年以上経過していたり、事故車・故障車といった車は一般的にはいくらキレイでも買取の評価額は低いものです。
しかし、カーネクストであれば、ディーラーや他の買取業者では評価の低かった車でも、思わぬ高値がつく可能性があります。海外に販路を持っているカーネクストだからこそできる査定なので、他の買取業者との相見積もりを取った上で検討をおすすめします。
非対面で車を引き取って欲しい人
カーネクストには実車査定がありません。そのため電話のやり取りのみで売却手続きが成約します。車の引取り時以外は非対面で手続きも完了してしまうため、対面取引を避けたい場合や、多忙で立会い時間が取れない人にもおすすめです。
指定の場所まで車を引取りに来てくれるので、こちらが車を動かす必要は無く、また引取り時に立ち会えない場合でも、立会い不要引取りを相談できます。
カーネクストの廃車買取実績
ここからは、カーネクストの公式サイトに記載されている、廃車買取の実績を一部抜粋してご紹介します。
トヨタアルファード
年式 | 2006年 |
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排気量 | 3,000cc |
走行距離 | 294,000km |
成約日 | 2023/06/16 |
買取金額 | 250,000円 |
トヨタプリウス
年式 | 2010年 |
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排気量 | 1,800cc |
走行距離 | 230,000km |
成約日 | 2023/06/25 |
買取金額 | 120,000円 |
ホンダフィット
年式 | 2003年 |
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排気量 | 1,500cc |
走行距離 | 120,000km |
成約日 | 2023/05/02 |
買取金額 | 52,000円 |
現在の買取強化車種一覧
- ハイエース
- アルファード
- ハリアー
- プリウス
- エスティマ
- カローラ
- エクストレイル
- エルグランド
- スカイライン
- オデッセイ
- アウトランダー
- CX-5
- BMW3シリーズ
- ベンツEクラス
- ジムニー
また、カーネクストは商用車やディーゼル車の買取も可能なようです。
カーネクストでは、一般車だけではなく商用で使用している車や、軽油が燃料であるディーゼル車の買取も行っています。カーネクストは海外に流通網があるので、車種を問わずに買取を可能にしているところも、メリットのひとつと言えるでしょう。
カーネクストのよくある質問
車のローンが残っていても買取してもらえますか?
ローンが残っている車は、完済を条件に買取可能です。
ローン中の車を売却するには、所有権をよく確認して売却しましょう。また、完済している場合、所有権が債務者当人に帰属する場合、所有権解除手続きができるならカーネクストでの買取も可能です。
車検切れの車も買取してもらえますか?
車検切れの車も買取してくれます。車検が切れていることを理由に買取不可とはなりません。
ただし、車検は査定額に影響が出ますので確認しておきましょう。また、車検切れの場合はレッカーの手配または仮ナンバーの取得が必須になるので、こちらも査定時に申告してください。
国産車・輸入車に限らず買取してもらえますか?
カーネクストは国産車に限らず、輸入車も取り扱っています。
廃車手続きも同様におこないますが、必要な書類が変わりますので、査定時に確認してください。
自動車税の還付金はどうやって受け取れますか?
廃車手続きが完了すると、2ヶ月前後で各都道府県の税事務所から還付通知が届きます。この還付通知を受け取ったら身分証明書と認印を持参して指定の金融機関に行くことで、自動車税の還付金を受け取ることができます。
車検証を紛失しても廃車処理できますか?
カーネクストに廃車を依頼した場合、車検証が紛失していても全て無料で廃車手続きを代行してくれます。
まとめ
カーネクストのサービス内容や廃車・買取の流れ、実際に利用した人の口コミをご紹介しました。
使い物にならなくなった車でも、状態のいいパーツを海外で販売することで、廃車の0円以上買取を実現しています。故障車や水没車など、他の業者では買取ってもらえない車の売却を検討している方は、ぜひ一度「カーネクスト」に問い合わせてみてください。